前橋、横浜、三郷など日本の各地でチューリップなどの花が切られた
り、折られたり、本当に情けないことです。前橋の件では、防犯カメラ
に写った写真が公開されましたが、カサを振り回して花を切っていたの
は中年のサラリーマン風の男性でした。私たち大人は、子どもたちの
手本にならなければいけないのに、例え酔っていたとしても許せるもの
ではありませんね。
また、マスコミ等で報道されると、あちこちで真似をする人がいることも
日本人としてとても恥ずかしいことですね。厳罰も止むを得ないことだと
思います。似た話ですが、ある高校生と中学生が公園の遊具に落書き
をして（初犯だったのですが）警察に逮捕され、最終的には退学にまで
至ったケースがありました。現行犯ではなく、数週間後に自宅に刑事が
来て親の前で家宅捜査、そしてそのまま有無も言わさず連行され、数
週間の拘留とのことでした。まだ未成熟の子どものことですし、人生形
成の段階ということもあり、もう少し配慮しても・・・との思いがありました
が、残念ながら、結局社会から不良とレッテルを貼られたままとなって
しまいました。親ともよく話し合い、本人にも充分反省させ、二度としな
いよう約束させた上で、一度は普段の学生生活に戻してあげていれば
違った人生を歩んでいたのではないかと悔やまれます。
しかし、今回の花の破損のケースは、れっきとした大人ですので、絶対
に許して良いというわけにはいきません。警察にもしっかりと捜査して欲
しいものです。
真似をすると言えば、硫化水素による自殺も被害が他に及ぶことでもあ
り、決して真似をしないで欲しいものです。こちらも早急に対策が必要だ
と思います。自殺を考えてしまうと言うことは、深い事情や辛い苦しみが
あるとは思いますが、そこを何とか思い止まって頑張って欲しいと思いま
す。行政などの相談コーナーもありますし、誰かに話をしてみたらほんの
少しは楽になるかも知れません。特に未成年の方には、まずは親に本
音でぶつかってみて欲しいと思います。一番の宝物である子どもの悩み
を本気で考えない親はまずいませんからね。