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花火大会は開催?自粛?

今日、私の所に一件の問い合わせがありました。
『今年の「足立の花火」は開催するのでしょうか?』
東日本大震災の影響により、各地で夏の花火大会が中止になって
います。確かに被災者のことを思うと、花火を見て喜ぶというのは気
が引けますね。
主なところでは、2011年8月13日(土)に開催を予定していた「東京湾
大華火祭」、市川市や江戸川区でも中止を発表いたしました。
一方、葛飾区では、被災された方の招待席の設置等やチャリティー活
動を行うこととして、7月26日(火)に実施することといたしました。
まだ、足立区では決まっていませんが、数日中にどちらか決定させなく
てはなりません。
う~ん、難しい選択ですね。区長はどちらを選択するのでしょうか。
隅田川の花火大会の前身の両国の花火大会は、享保17年に西日本
一帯で、いなごの大群が発生するなど全国的な凶作となったほか、江戸
市中にコレラが流行して多くの死者が出て、これを重くみた幕府(8代将
軍吉宗)が、翌享保18年5月28日にその尉霊と悪病退散を祈って、隅
田川において水神祭を挙行したのが始まりだそうです。
あくまで、ひとつの考え方ですが・・・・・・、
区の関係者席や議員席は一切なくして、足立区観光協会席などだけで
なく、一般席の多くを割いて被災者や原発避難地域からの方を招待して
はいかがでしょうか。また、一部有料席を設置して全額義援金にするなど
も検討してはどうでしょう。花火に向かう方などに、地元商店街とも連携し
て、風評被害の福島・茨城・千葉・栃木の農産物などの即売などを沿道
や会場に設けて「応援フェア」も行ってはなどなど・・・・・。
50万人以上で、あらゆる知恵を集めて、『復興キャンペーン』を行うとすれ
ば、花火大会の開催に賛同する人も増えるのではないでしょうか。
もちろん、警備の人手が足りなくなってはいけませんし、照明なども安全
を担保したうえでLED化や明るすぎないよう最大限努力する必要もあった
りと、解決させるべき課題を乗り越えた上での話しですが・・・・。
被災地の方々が、「あまり自粛ばかりしないで頂きたい」とテレビで語っ
ていましたが、実際のところそうかも知れません。花火を見ながら東北の
お酒をたくさん飲んでくれたり、風評被害の野菜をたくさん買ってくれた方
が良いかも知れませんね。
皆さんのご意見はどちらが多いでしょうか。

「買いだめはダメ」を教訓にしましょう

被災地では、まだまだガソリンをはじめ生活用品が不足している
ようです。道路の寸断や物流の遅れなど一日も早く解消されるよ
う願っています。電力も首都圏で最大限節電に協力して少しでも
被災地にまわすことができればと一人でも多くの方に協力を呼び
かけています。
東京では、品薄、品不足がやっと少し解消されてきたようです。
物価の王様と言われているたまごがかなり値段が上がっていま
すが、便乗値上げなどの動きがほとんどなくほっとしています。
水のペットボトルなどは大人はなるべく我慢して、乳児に行き渡る
ようにしてあげて欲しいものです。
我が家は、水に関しては、以前から毎月定期的に契約していて、
二か月分くらい常に備蓄しているのですが(決して買いだめではあ
りませんが・・・)、もし近所で万一乳児に必要の方は取りに来てい
ただける場合は定価でお分けできます。(公職選挙法のため定価
でお渡しすること以外禁じられているのですみません)
我が家では、納豆が欠かせません。毎日食べる程の大好物なの
です。朝早い時間帯であれば一人ワンパックですが、手に入るよ
うになったようですね。ティッシュペーパーもトイレのペーパーもほと
んど通常に戻りました。ガソリンも並ばないで入れられるようにな
りました。あの騒動はいったいなんだったのでしょうか。ちなみに私
は、10日間ほとんど車に乗らないよう心がけて乗り切りました。
「何だ、やればできるじゃないか」と天の声が聞こえてくるようです。
これから、夏の電力需要の増加に伴い、計画停電などの影響もあり
いつまた品不足になるかも知れませんが、今回の教訓を生かし、
「買いだめはダメ」を合言葉にみんなで乗り切りましょう。