私たち政治家たちは、よくいろいろな所で「さまざまな痛みを知る」と口に
したり、耳にすることが多いのですが、当事者以外は決して本当の所、
奥深くまでは理解できていないのではないでしょうか。
例えば、障がいを持っている本人や家族、また介護度が進んでいる場合
のさまざまな悩みなど、いくら話を伺ったり、その状態を見させていただい
ても、長い時間を一緒に暮らしてみないと、どうしても本当の悩みや辛さを
知るまでは至っていないと思います。病気になって苦しい場合も仕事を失
くして困りに困っている場合などもすべて同様と言えるでしょう。
しかし、最も大切なのは、その奥深くまで理解できないまでも、なるべく数
多く、なるべく長い時間を共にして、できる限り知る努力をしていくことだと
思っています。以前、重い袋をお腹に抱えて妊婦体験をしたことがあります
が、足元は見えないし、歩くのもしんどいしとほんの少しですが妊婦の辛さ
がわかったような気がしました。私の親はもちろんのこと、すべて の母親に
敬意と感謝です。
私はどうしてもきめ細かな心遣いができなくて妻に叱られることがあるので
すが、まだまだ努力が必要だと日々反省するばかりです。特に政治に関わ
っているのですから倍以上の努力をしなくてはなりません。
「痛みを知る努力をすること」本当に大切なことですね。
ちなみに、最近、特に寒くなってきて、私は乾燥肌で身体のあちこちが痒く
て痒くて苦しんでいます。薬を塗っても少しの時間は治まるのですが、すぐ
にまた痒くなって辛いですね。乾燥肌でない人にはこの辛さはなかなかわ
かってもらえないかも・・・ですね。