日別アーカイブ: 2011年7月11日

学校の砂場の放射線測定

学校のプールや砂場の放射線量測定の件ですが、6月23日の本会議
では私も早急に測定をすべきと質問をいたしておりました。そして、区は
測定することを決断し、7月4日より測定を開始しています。
測定を開始した所から順次公表をしていくことになり、まずは第一陣とし
て29校の測定結果を7日に公表しました。
結果は、不安に思っていた通り、7校で区の指標値である「0.25マイクロ
シーベルト/時」を超えていました。
私の本会議の質問に対して、区は指標値を「0.25マイクロシーベルト/時」
と明確に答弁をしていましたし、また、この数値を超えた場合は、すぐに使
用を中止して、対策を検討すると答弁していたこともあり、今回はすぐに対
応することになりました。
残念なことに、私の母校でもある長門小学校の砂場が、五cmの空間線量
の計算値 0.628マイクロシーベルト/時かなりの高めの数値でありました。
ビニールシートをかけ、すぐに使用中止にして、今後砂の入れ替えを行うと
いうことになりました。他の6校は 0.4マイクロシーベルト/時ですが、やは
り区の指標値を超えているため、同様の対応をすることになります。
ホットスポットと言われている東京都東部の足立区でその中でも東側にある
場所がデータから高めの傾向だったとも分析できますが、第十二中よりも西
側にある谷中中が高いなど必ずしも断定できない部分もあり、難しいですね。
プールからは現在のところ放射性物質は測定されていません。子ども達には
暑い夏を安心してプールを利用することができることにまずはホッとしていま
す。
放射線量には今後も、みんなで注視をしていかなくてはなりません。