政策懇談会

先週から、各種業界、各種団体と政策懇談会を実施しています。
士業・介護・医療・建設・不動産・まちづくりの関係者と、業界の
現状はもちろんのこと、ご意見ご提言など政策に及ぶことまで
短い時間ではありますが、貴重な懇談をさせていただいていま
す。
区議会からは民主党所属の区議六人と、今回統一会派を組みま
した無所属議員の計七人。さらに都議と衆議院議員秘書もあわせ
てご意見を伺っております。やはり、専門家の方々から現場で普
段からお感じになっていることなど直接お伺いできることはとても
参考になります。また、そのお声を政策に生かさねばならないと
改めて強く感じました。
共通して言えることですが、区民にとってより良いことは何か、また
何をしていくべきかと言うことが原点になっているということです。
明日から今月の二十六日までの間に、青少年対策、建設業関係、
教育関係など、さらに十数の団体との懇談会を予定しています。
重要性を再認識することだけでなく、大切なことを気付かせていた
だいたり、また中には目からうろこのようなことまであります。
さらに、違った観点から気をつけなくてはならないことなども勉強さ
せていただくことも多くあります。
例えば、今日のことですが、先進自治体の事例などを研究し、今ま
でジェネリック薬品を推進する姿勢で発言や行動をしてまいりました。
もちろん、それはそれで間違いではないのですが、今日医師の方か
らジェネリック薬品の中にも粗悪品があるので、充分気を付ける事が
必要とのご意見をいただきました。
販売されているものは絶対安全との認識をしていたことに対して、
強く反省をさせられました。粗悪な輸入品もあるとのこと、国の厚労
省や東京都衛生局の抜き打ち検査の必要性や販売制限なども視野
に入れるなど、安全性を担保することが急務であると強く気付かせて
いただきました。
よく、「政治家が当選してから勉強しているようでは駄目だ」「勉強は
議員報酬を貰う前にしておくべきだ」とのご批判を受けることもたまに
ありますが、私としてはむしろ時代も常に変化をしているわけですし、
勉強を常にしていないような人は資格がないと思っています。
ちなみに、鳩山首相が普天間問題で「学べは学ぶほど・・・・・」との
発言が批判されています。「首相になってから学ぶなどとんでもない」
ということのようですが、あの発言の前提には「実際政権与党になり
アメリカとの交渉を直接行うことができ、今まで野党には明らかにして
もらえなかった軍事機密情報などを知ったので県外移転の考え方を
変えませんが、今すぐに全ての移転は難しく、まずは沖縄の負担を
確実に減らしながら段階的に県外移転をさせてほしい」とのことだと思
います。もちろん、それでも「機密情報など全てを知らなければ発言す
べきではない」とのご意見もあるかも知れませんが、それは実際の所
不可能な話ではないでしょうか。
いずれにしても、政治家は、常に勉強、研究を怠ってはいけないと言う
ことだけは、どなたも異論はないと思います。