視察、区政報告会、観劇

先週の12日は、文教委員会の全員で京都の長岡京市へ視察に
行ってきました。内容は、「心の教育の推進」として、特に子ども
らが自ら人権を考えるきっかけをつくり、いじめ対策などに生かし
ていました。「人権アピール14」として、「私たちの約束」「長岡京
市の未来に向けて」「私たちから大人のみなさんへ」の三つの柱
の中に14のアピール文が記されています。差別を許さず、思いや
りの心、そして大人に対して例えば「ルールを守って生活して下さ
い」や「戦争は絶対やめて下さい。子どもに平和の尊さを伝えて下
さい」など・・・・こんなことを子どもに言われてしまう社会に、大人
がまず反省しなくてはなりませんね。
翌日13日は、大阪の豊中市に移動し、「学校支援チームの設置」
を研修してきました。一言で表せば「学校と保護者のからまった糸
をほぐす」第三者機関です。弁護士や大学教授、警察OBなどの専
門家が集まり、子どものために学校や保護者の話をじっくり聞いて
解決に向けて努力しています。学校側に時として問題がある場合
もあるでしょうし、保護者の中にもモンスターペアレントと言われる
ように残念ながら理不尽な要求をするケースも実際見受けられま
す。一度、からまってしまうと、お互いが嫌な思いになるだけでなく、
一番の不幸が子どもたちに降りかかってしまいます。早期解決に
向けて、この学校支援チームに大きく期待できそうです。
15日、私、鈴木あきらの第41回目の区政報告会を開催させていた
だきました。内藤正光参議院議員、平山たいろう東京13区総支部
長、大西さとる都議会議員のあとに、私の区政報告、たっぷりと約
一時間、(皆さん飽きなかったかな?、いやきっと飽きたでしょう!)。
開始が夜7時で終了が9時、いやいや我慢大会になってしまったこ
とだと思います。42回目の区政報告会、来年一月十七日(土)6時
から綾瀬プルミエにて行います。今回に懲りずによろしくお願いい
たします。
16日には、北千住のシアター1010にて、劇団わらび座のミュージ
カル、手塚治虫さんの名作「火の鳥」を見てきました。迫力ある演
技と歌声(特に声量に驚き)、そして、演技者だけではなく、美術・
音響など全員の力の結集が、見ている私たちにものすごく伝わっ
てまいりました。各人の努力の結晶が見ている私たちに感動を与
えてくれるのですね。何事にも全力で取り組む大切さを、改めて気
付かせていただきました。