日別アーカイブ: 2008年5月2日

後期高齢者医療、問い合わせ殺到

今日の日本経済新聞でも記事が載っていましたが、足立区では、
「後期高齢者医療制度」に関する臨時の説明会を開くことにしまし
た。
昨年から今年にかけて、足立区では約40回ほど説明会を開いて
きたようですが、制度開始後一番多い日で約500件、今日担当の
課長に話を聞きに伺いましたが、今でも約100件近い問い合わせ
がある日があるとのことです。
そこで、今月13日から来月月末までの間で、区内14箇所の学習
センターで説明会を開くことを決めました。何名くらい来てくださるの
かわかりませんが、例え参加者が少なくとも開催することはとても
良いことだと思います。ただ、このブログでも指摘させていただいた
ように、とても内容が複雑で、個々のケースで保険料がかなり上が
ったり、年金から引かれたり、引かれない人もいたり・・・・
説明会の他に相談コーナーの設置も必要なのではないかと思いま
す。
今日は、「何割の方が保険料アップになっているのか」「最高でいく
ら位上がったのか」「均等割りは別にして、所得割がかかっていな
かった人が、かかるようになった人は何名位いるのか」など、担当課
長の話に伺いに行ったのですが、今の段階では制度が複雑、また
違い過ぎて比較するにも「見当もつかない」ということです。新しいコン
ピータソフトでシステムを作れば可能らしいですが、今のところ本当に
大雑把な傾向位しかわからないそうです。
国民健康保険のデータを持っている区でさえそうなのですから、国で
わかるはずがありません。なおかつ、各自治体で国民健康保険の徴
収の仕方や保険料の計算式が違っているので、国で把握することは
とても困難なのです。例えば、足立区では国保は「均等割」と「所得
割」だけですが、県下の市などではその他に「世帯割」「資産割」が
あります。また、同じ「所得割」といっても足立区は住民税を基にする
方法ですが、県下の市などではあくまでも所得を基礎にします。
さらに、その場しのぎの軽減措置があったり・・・・・・・・・・・・・・・・・
??????簡単に説明したいと思っても、それすら難しいのです。
やはり、疑問をお感じになられたら、昨年と資料と今年の資料を持って
直接聞きに行った方が良いのかも知れませんね。
もし、私でもよろしければ、ご連絡ください。