日別アーカイブ: 2008年2月1日

給食体験パートⅡ

昨日の予告したとおり、今日は給食体験パートⅡの話です。
昨日は小学校、そして今日は中学校の給食体験報告です。
梅島駅近くの足立区立第九中学校の給食を試食してまいりました。
今日のメニューは、朝鮮料理のビビンバです。正式には、「ビビンバ
フ」と言うそうで、混ぜご飯です。赤みそや唐辛子、大豆もやしやほう
れん草、豚肉などが入った豪華版で、とてもおいしかったですよ。
しいたけやたけのこの入ったわかめスープも美味で、カルピスゼリー
にあんずをのせたデザートも珍しいものでした。あと、牛乳がついて
今日のカロリーは886kcalで材料単価は300円~307円だそうで
す。
私たち中年には少しカロリーが多いかも知れませんが、育ち盛りの中
学生には必要なエネルギーです。女子には、ごはんの量が少し多い
かもと思いましたが、ビビンバは人気メニューだそうでほとんど食べ残
しはないそうです。
昔の給食を知っている私たちとしては、現在の給食の良さにはただ驚
きです。でも、近藤区長はもっとおいしい給食をめざすと意欲的です。
二日間の試食では、私は十分おいしいと思ったのですが、それでも食
べ残しが多いのであれば、原因はそれぞれの子ども達の「好き嫌い」
からきているのと、あとは大人数なので、作られてから子ども達が口に
するまでに時間が経って冷めてしまうからではないでしょうか。
今年度は、「さらにおいしい給食へ」と新規で予算化されましたが、昨日
のブログに書いたようなセレクト給食(子ども達が事前に選択できる)を
増やすとか、冷めにくい対策をすることで食べ残しがかなり減るのでは
ないかと思います。
いずれにしても、今の子ども達は昔から比べると幸せです。保護者も給
食制度にありがたさを感じているものと思います。(私立は主にお弁当で
すからね)
ちなみに、23区は中学校は給食ですが、同じ東京都でも三多摩では、
中学校はまだ給食でないところがあるのをご存知ですか?
もうひとつ、足立の小・中学校の給食では(他区でも多分そうだと思い
ますが)、校長や副校長は子ども達よりも30分ほど前に給食を食べて
いることをご存知ですか?
そうです。万一の食中毒などの時を想定し、30分前には食べています。
野菜も必ず火を通したものを提供しています。
何はともあれ、おいしかったです。