日別アーカイブ: 2007年8月9日

区内の危機管理

長門排水場(現在はまったく使用していません)の水槽の上に鉄の
ふたと網がかかりました。
昨年の夏に小学生が深さ2.7メートルの水槽で足をすべらせ、片足
だけでしたが水に浸かってしまいました。落ちてしまったら大事故に
なってしまうところでしたが、それだけで済んだのは不幸中の幸いだっ
たと思います。敷地内に入らないようにと鉄条網がフェンスにはってあ
るのですが、簡単に乗り越えることはできるものでした。
長門排水場の他にもこのような施設は区内にまだたくさん放置されて
います。まったくの廃墟となっていて、見栄えが悪いだけでなく、このよ
うに放置していること自体危険な施設とも言えます。確かに、取り壊す
だけで一施設一億円以上かかるとも言われていますが、そのままにし
ておいて良いわけはありません。
私は、議会の予算委員会などでもこの問題をとりあげ、早急に対策を
するよう求めてきましたが、すぐに取り壊しは難しかったものの、水槽
に落ちないように、鉄のふたと一部強固な網を張って上に人が乗って
も大丈夫なように工事をしてくれました。
予算の関係もあるのでしょうが、場合によっては区も気が付かないよう
な場所もまだまだたくさんあると思います。アメリカの橋の大事故のよう
に「まさか」というケースも想定しなくてはいけません。区内に住む住人
ひとりひとりが、まさに気を付け、気を配り、行政に対応させることも必
要な事でしょう。区や都・国など行政の危機管理を求めることは当たり
前ですが、まずは、私達住民ひとりひとり、高齢者から子どもまで全員
で危機管理をしていきましょう。
危険な場所、危険なシステム何でも結構ですから、気が付いたことが
ありましたら、ぜひ区でも私でもかまいませんから、お寄せください。