日別アーカイブ: 2007年3月3日

予算委員会

3月1日から、予算委員会が始まっています。私鈴木あきらは初日
の1時25分から25分間、質問をさせていただきました。
区長以下、三役、部課長ら全員でちょうど百人に対しての予告なし
の質問です。議員側は自民・公明・共産・民主の四会派25人です。
ちょうどお昼過ぎの一番皆さんが眠くなるころですので、ちょっと刺
激が強くてもいいかなと思い、今、あちこちの自治体での裏金問題
をマスコミが報道していることを委員会の最初の質問としました。
私自身は、当区に限ってそんな裏金などはないはずと思っています
が、そうは言っても私がすべての帳簿を見たわけでもなく、全職員に
直接問いただしたわけでもないので、絶対大丈夫とは断言できるも
のではありません。そうであるからこそ、区長の口から「大丈夫です
よ。そんな心配しなくて結構ですよ」といって欲しいと思っていました。
区民の中にも私と同じ気持ちの人も実際多いと思います。事実、駅
前で活動しいている時に、私にたずねてきた方もいらっしゃいました。
住民としては、信ずる信じないとかの問題ではなく、あれだけいろい
ろなところで発覚してくれば、当然の疑問であり、また区長のことば
として発信してほしい事柄だと私は認識していました。
そこで、「当区では裏金は無いと断言できますか?」と聞いたのです
が、区長も助役も一瞬にして顔色が変わり、「(当区では)ございませ
ん!」との答弁は良かったのですが、そんな質問をした私に対する怒
りがこみあげてきたようです。私は「(その答弁を聞き)ほっとしました」
と答えたのですが、あまりの怒りの表情であったので、意地悪なよう
ですが、私や区民がもっと納得できるように、さらに「無いと断言でき
るその根拠は?」と質問をつづけました。正確な答弁は議事録が出
来てからのほうが良いと思いますが、(裏金が)ないものをどう根拠とし
て出せるのかと言うことのようでした。私としては「職員全員に徹底し
て確認し、どこの部署からもそのような裏金などは存在しませんと報
告ありました。根拠としては以上です。」との答弁で、安心して次の
質問に行こうと思ったのですが、私の納得できる答弁ではなかったの
で、「各部署への調査の指示や、報告を受けたのですか?」とつづけ
させてもらいました。
そうしましたら、「何年もそのような指示や報告を行っていない」との答
弁でしたので、「何もしていなくて、どうして無いと断言できるのですか」
と質問し、さらに険悪な雰囲気になってしまいました。
今年の六月に勇退する区長には、いやな思いをさせて少し気の毒だと
は思いましたが、質問そのものは多くの区民が聞きたいことを、聞くこ
とが私の役目と思っています。実際足立区だけでなく、どこの住民も
「調べた結果、どこにも存在しませんから安心してくださいね。また、今
後もチェックしてまいりますから」と約束して欲しいのではないでしょうか。
長くなりすぎました。また、いろいろと書かせていただきます。
この次の予算委員会の私の質問は、五日の三時過ぎからです。