日別アーカイブ: 2006年12月31日

今年も今日で最後ですね

一年は本当に早く感じるものです。あっと言う間に過ぎてしまいます。
振り返ってみて、どれだけ皆さんのお役にたてたのか自問自答して
います。もし、皆さんの中にお感じになったことがございましたら、ホ
ームページにメールアドレスがありますので送ってくださいね。
来年も精一杯がんばろうと誓いをたてています。さきほど父の墓参り
に行って一年の報告と来年の取り組みを誓ってきました。やはり、一
年の区切りに、清清しい気持ちになれます。
先日のブログでも書き込みをした年末調整の件ですが、すべておとと
いで終了しましたがやはり定率減税半減の影響がかなり出ています。
また、いざなぎ景気を超えたと言っても、得意先の従業員の一人当た
りの給与の額をみても決して増えておりません。むしろ減少している方
が多く、にもかかわらず年税額は去年より増えています。今後は定率
減税は完全になくなりますので来年はもっと負担が増えてしまいます。
19年度は、所得税の一部を地方税にまわすことになり、一時的に所得
税が一月から少なくなりますから(その同じ金額の地方税が時期が遅れ
て増えることになります)、天引き後の実際の受取り金額は多くなるので
錯覚するケースがありますが、決して喜べるものではありません。政府
の上手なだましのテクニックのひとつと言えると思います。
国の借金も異常値を更新していますし、税金をはじめ年金保険料など
の負担はさらに増えています。それなのに今なぜ法人税などの減税や
大企業だけが優遇される措置を取ろうとしているのか、自民党は財界に
しか目を向けておりません。企業が従業員の残業代を払わないことがで
きる法律も作ろうとしています。格差を更に広げ、国民を完全に二極化
にしてしまい、何でもやり放題の政治をこのまま許してはいけないと、年
末最終日につくづく思っています。
何はともあれ、一年間いろいろな方にお世話になりました。誠にありがと
うございました。皆さま方におかれましては、良いお年をお迎えくだいま
せ。来年もよろしくお願いいたします。